シャンプーの極意
先日、ご近所の方が保護猫を迎え、シャンプーをしたいけど、洗い方が分からないから教えて欲しいと。
トリマーだった頃、お客様に質問いただいた事を思い出しました。
「同じシャンプー買ったのに、何で家で洗うとフワッとしないし、すぐ臭くなるの?」
シャンプーは簡単だけど、ちょっとしたコツで仕上がりが違います。
色々な「シャンプーのハテナ?」の参考になればと、今回はシャンプーの極意を伝授したいと思います。(ちょっと大げさですねwww)
シャンプーは完璧よっ♪な方は、八ちゃんの写真だけ見て帰ってね〜(^^)♪
ブラッシング
シャンプーする前のブラッシングが、仕上がりを大きく左右します。
必ず全身をブラッシングしてあげて下さい。
長毛は勿論、短毛種もブラッシングは必須。
洗うのに何故ブラッシングが必要なのか?
これは人と同じで、絡まった状態で濡らすと団子状態になり解けなくなってしまいます。
その状態で乾かすと、絡んだ根元が乾かず皮膚病になりかねません。
短毛種もブラッシングしないと、アンダーコート(奥に生えてるフワフワの毛)がフェルト状になりモツレます。
身体を掻くと、毛束がボソッと抜けるのはアンダーコートのブラッシング不足です。
特に冬場は、アンダーコートが密に生えているので しっかりと。
長毛の場合は、シャンプー前にもつれを解くか、無理な場合は潔くカットしてあげて下さい。
トリマー時代、もつれを無理矢理コームで引っ張る方を見かけました…
無理に引っ張ると猫も痛いです!
内出血したり皮膚が傷つきますので、1本ずつ解く気持ちで気長にのんびり頑張りましょう(^^)
丁寧にブラッシングが済んだら、以下の順番で濡らすのがおススメです。
- ※首回り
- 背中
- 尾
- 四肢
- 頭
※首回りから洗うのは、ノミがいた場合 顔や耳に移動させない為です。
シャワーヘッドを身体に当て、根元から しっかり濡らして行きます。
ココでしっかり濡らす事で、シャンプーの泡立ち,汚れ落ちがかなり違ってきます。
アンダーコートが濡れていないと、皮膚の汚れが落ちません。
最後に顔。鼻に水が入るとお風呂嫌いになってしまうので慎重にね。嫌がる子は無理せずスポンジなどで濡らします。
ここまで来たら後一息
シャンプー
薄めたシャンプーを、100均のドレッシング容器に入れると便利です。
最初は10倍ほどに薄め、全体にかけて軽く洗ってから流す。
次は倍に薄めたもので、濡らした順番で丁寧に洗います。頭と顔は薄めのシャンプーで。
うんち踏んだ?足裏,お尻周りは丁寧に洗ってね。(゚∀゚)www
すすぎ洗い
洗い流す時は頭から、上から順番に。
シャワーヘッドを身体に当て、しっかりとススぎます。
フケや痒みの原因になりますので、すすぎは丁寧にしっかりと。
足裏,脇の下,お尻は、すすぎ残しやすいので気をつけてね。
仕上げ
適当に拭き、ビチャビチャのままドライヤーは❌
まず、吸水タオルで数回絞りながら拭き、乾いたタオルで拭く。タオル2枚使うと乾きが早いです。
タオルドライをしっかりすれば、乾く時間がかなり違います。
しっかり拭けたら、背中からドライヤーで乾かしていきます。
手を使い7割乾かした後、ブラシを使い根元を乾かす。
濡れた肌にブラシを使うと 肌が傷つきやすいので、ある程度乾いてから使って下さい。
乾かす頃には、人間も猫もクタクタですよね〜。ε-(´∀`; )
八もドライヤーの後半になると、落ち着きがなくなりますΣ(-᷅_-᷄๑)こりゃーっ
しかし、ここは心を鬼にして続行!完全に乾かします。
生乾きは肌トラブルの原因になりますので頑張って♪
仕上げは、丁寧にブラッシングすれば、いつもの倍モフモフ♡かわいさ倍増♡
hachikoは全ての工程をバスルームで行います。
部屋中に毛が舞い上がるのが嫌だ・か・ら。
ど〜しても楽したいと思ってしまうわ( ̄∇ ̄)あはは
シャンプーしてもモフ加減がイマイチ。
シャンプーしてもフケが出てる。
そんなニャンズのお役に立てれば幸いです(^^)
ご訪問ありがとうございました(^^)
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